初めての宅建士資格試験重要過去問

解けなかったら合格できない重要過去問をピックアップしていきます

アイバンクへの角膜の提供(献眼)、臓器提供、献体をしたい場合 / 行政書士だけでは食えない今の時代を生き抜くためのヒントは孫子の兵法にあり

自分が亡くなった後で、自分の体を他の人のために生かしてほしいと考える方もいらっしゃると思います。アイバンクへの角膜の提供(献眼)、臓器提供や献体が代表的な例ですね。
自分の体の一部を提供する場合は、遺産の分割と違い、遺言書による意思表示よりも、生前の意思表示が非常に重要です。
遺言書は一般的には、葬式が終わった後で、遺族たちの立会いのもと、開示されるものです。
荼毘に付してから臓器提供や献体の意思を示した遺言書が出てきても、その意思は無駄になってしまいます。

アイバンクへの角膜の提供(献眼)
角膜の寿命は、200年と言われているそうです。亡くなった方の角膜を視力を失った方に移植して視力の回復を図るということは大変有効な治療方法の一つです。
自分の角膜を他人に役立ててほしいと思っている方は、アイバンクへ登録することで、いざというときに、角膜を提供することができます。
角膜は一部の病気の場合を除き、どんな人でも提供すること(献眼)が可能です。
近眼や老眼でも角膜には問題がないそうですし、網膜などの疾患があっても角膜は移植に用いることが可能だそうです。
献眼するための処置も、臓器移植などと違い、難しい手術を必要としません。
一時間程度で済むもので、病院で処置する必要はなく、自宅でも提供が可能だそうです。眼科医が眼球を取り出し、代わりに、義眼を埋め込むため、外見上の違いはほとんどないそうです。
臓器移植などと比べれば、遺族の抵抗感も少なくて済むといえます。

献眼を行うためには、アイバンクへ登録し、登録証を手元に置いておく必要があります。
亡くなったら、アイバンクに自動的に連絡がいくというわけではないので、家族や主治医に献眼の意思を示し、登録証を託しておくようにしましょう。

・臓器提供
臓器提供をするためは、臓器移植の意思表示カードへの署名が必要です。本人ばかりでなく、家族の署名も必要です。
脳死と判定された段階から、臓器移植が行われるわけですが、脳死の段階ではまだ心臓は動いていますし、体も温かいわけです。にもかかわらず、メスを入れて、臓器を取り出し始めるわけですから、残される遺族の抵抗感も並みのものではありません。
本人の意志だけで、臓器の提供が可能になるわけではなく、残される遺族も納得していなければならないわけです。
臓器提供をしたいと強く思っている方は、生前によくよく家族に言い聞かせておくことが大切です。

献体
献体とは、自分の遺体を丸ごと医学部等に提供して、解剖実習等に役立ててもらうものです。
臓器提供の場合は、臓器の取り出しが終われば、遺体が家族に引き渡されますが、献体の場合は、遺体が戻ってくるまで長い時間がかかります。
一般的には、数年間は大学に保管されることになるそうですから、葬式は遺体なしで行うか、葬式を行わないということになります。
本人が献体の意思を示していても、遺族の中に一人でも献体に反対する人がいる場合は、献体は行われません。この遺族というのは、配偶者や子供だけでなく、かなり広い親族を含むようです。葬式に呼ばれる遺族の全員が献体に反対していないことが条件になっているといっても過言ではありません。
献体をしたいと強く思っている方は、家族ばかりでなく、親族にも、言い聞かせておくことが大切です。


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